Japan Forming Association(JFA)--日本锻压协会

来源: 日本锻压协会

链接地址:

http://www.jfa-tanzo.jp/wp/

机构简介:

  このたび竹内会長のあとを受けまして一般社団法人日本鍛造協会会長をつとめさせていただくことになりました後藤 充啓でございます、会長就任にあたりまして、ご挨拶を申し上げます。

  みなさまご承知のように鍛造業は、我が国の基盤産業として重要な位置を占めておりまして、その事業活動は世界各国に広がろうとしております。鍛造品は重要な安全部品として人々の生活を支える移動や物流手段、開発手段の重要な機器のなかに組み込まれております。鍛造品の役割はこのように大きくなってきているわけですが、我が鍛造業をとりまく経済情勢は、先進諸国や新興国の不安定、超円高、資源の高騰、はては自然災害の危険など厳しい課題に直面しております。

  このように考えますと私自身、日本鍛造協会の使命といたしまして、我が鍛造業の盤石化を図りまして我が国の産業基盤を果敢に形成していくことが、一番重要なことと考えております。

  鍛造業は将来を見据えて2006年に「鍛造業ビジョン」を策定致しました。このビジョンには、我々鍛造業の夢と思いが次の7つに込められております。

  ①技術・技能を活かした攻めの経営

  ②健全な取引慣行

  ③海外で稼げる仕組み

  ④同業種/異業種との積極的な連携

  ⑤多用な製品群の供給

  ⑥息の長い人材確保と育成

  ⑦鍛造業に係る国民理解の促進

  今まさに拡大する新興国市場に対応してユーザー産業の海外移転が加速するなか、わが鍛造業も上記にありますように優秀な人材の確保が必要となってきております。それもグローバルに活躍できる人材であります。鍛造協会は人材育成事業の進化の中で、グローバル展開の人材を育成して参りたいと考えます。

  我々をとりまく新興国市場、欧米や中南米市場など、世界には分らないことが沢山ございます。さまざまな資料・文献から読み取ることや人の話を聞くことは勿論でありますが、やはり現地に出向いて肌感覚で情勢を把握したいと考えます。 国際会議参加や調査団・研究隊等を企画運営いたしまして、我が業界に有益な情報収集や調査研究を行いたいと考えます。

  鍛造業はお互いに切磋琢磨しながら同時に協力・協調も行っているところあります。一致して協力・協調できる部分においては、技術・技能テーマや経営課題、市場問題などについて積極的に協同で調査研究と学習研鑽を行って参ります。

  今後世界の情勢変化はますます厳しくなるものと思われます。あらゆる方面の皆様とのコミュニケーションを重視しながら、鍛造業の発展と日本産業界への貢献を目指して着実に一歩一歩進めてゆく所存でございます。

  会員はじめ皆様方のご支援とご協力をお願い申し上げ、会長就任のご挨拶とさせていただきます。